散水調査に行ってきました。富山市 雨漏り修理
2023.04.25 (Tue) 更新
富山市のみなさんこんにちは!
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り工事専門店の
富山ペイントセンターです。
今回は
マンションの部屋の隅から雨漏りが発生したとのことで相談があり
散水調査
に行って参りました。
目次
・まとめ
雨漏りの原因になっている部分を特定するために行います。
ホース等を使用して局所的に雨を再現することで
原因になっている部分を特定することが出来ます。
推測だけで雨漏り修理を行うと直せない場合があるので
経験を過信せず、入念に散水調査を行うことが大事です。
RC(鉄筋コンクリート構造)のタイル張りのマンションです。
RC構造の雨漏りは浸出に時間がかかり、雨漏りの再現が難しくなります。
今回雨漏りが発生したといわれる部分は2階の和室の天井隅で
上記の写真で言うと、ちょうど白い垂れ幕のあたりになります。
↓雨漏りの被害がある部分
雨漏りによるシミやクロスの膨らみが見られます。
↓雨漏りによって劣化している様子
天井が劣化していて
指で軽く押すだけで凹みました。
打ち継ぎ目地のシーリングが劣化しているので
そこをめがけて散水していきます。
↓ 打ち継ぎ目地の劣化したシーリングの様子
劣化してくるとこのようにヒビが見え、次第に機能を失っていきます。
タイルのクラック(ヒビ)からエフロレッセンス(白華現象)が見られます。
これは、コンクリート内のカルシウムと雨水が反応してできるものです。
雨水の通り道に出来やすく、タイル内部から滲出している
つまり内部に浸入している可能性があります。
打診調査を行い、タイルが浮いている等怪しい箇所を探りながら散水します。
入念に散水を行いましたが外壁面からは
内部への浸入、浸出は確認できませんでした。
サッシに干渉しているクラックがありました。
これはすごく怪しいです。
散水してみると….
浸出が確認できました。
雨漏りの再現成功です。
浸出前
浸出後
画面右側の天井の繋ぎ目の左側を見ると
浸出後には濡れてシミが広がっています。
雨が続くと壁を伝って降りていくことでクロスが浮いてきます。
浸入箇所が分かりました。
しかし、浸入個所が一箇所とは限らないので調査を続けていきます。
タイル外壁とタイル笠木の取り合い
こちらから浸出は確認されませんでした。
2階天井部にクラックと塗装の剥がれが見つかりました。
原因は手すりのコーナーの留めの部分だと考えられます。
コーナーの隙間から入った水がタイル笠木の中に入る形になっています。
水の抜け道がありません。これはあまりよくない作りです。
散水しましたが、RC構造は時間がかかるためか、
今回の調査では浸出は確認できませんでした。
今回確認できた浸入箇所は3階バルコニーのサッシと干渉したクラックのみでした。
しかし、外壁タイルの劣化や手すりの作りに欠陥が確認されました。
2階天井部のクラックや塗装の剥がれ、外壁タイルの浮き等全体的に劣化が進んでいます。
建物を長持ちさせるためには、早めに手を打ちたいところです。
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